IT化の壁は低い?

 ITベンチャーで上場企業。
そう聞いたらどんなイメージを持ちますか?

事務所は六本木で、ITに詳しいエンジニアがたくさんいて、ばりばり働いて、欧米的な成果報酬型の競争で社内はぎらぎらしていて、、、

それに引き換え、こっちは成熟産業で、ローテクで、FAXもいまだにけっこう使っていて、、、


 自分とは、無縁の世界だ。なんて思っていたとすれば、ちょっと待った。

実は資本金わずか50万円、ITにもぜんぜん詳しくない、でも情熱だけはすごくあるという人の会社が、9年でITベンチャーとして上場しました。しかも日本初の、農業分野でです。

農家さんってIT使えるの?

 日本では農家はどんどん減っていて、平均年齢は逆にどんどん上がっていて、お年寄りが田舎でやっているイメージがあります。実際に、農家さんの多くはそういう方々です。

しかし、そんな農家さんが、次々にIT化して収入も増やしていると言ったら?


 その仕組みを創り上場したのが、及川智正さん率いる株式会社農業総合研究所です。

画期的なのは、農家さんが自分で売る野菜や果物を決め、値段も決め、さらにどこに(地域やスーパー)卸すのかも、ぜんぶ自分で決められるということです。

しかも、売れた場合の利益は今までの倍かそれ以上。

その結果、、、

面白いから、結果が出るから

 いまこの野菜を他の人はどれくらいで売ってるのか知りたい。どのスーパーでどの野菜が品薄なのか知りたい。そういった情報をいちいち電話やFAXでもらうより、メールやインターネットで自由に見れる方が楽だし助かる。それを実感するから、率先して自分から使おうとする。

そうやって、農家さんのIT化は自然ななりゆきとして進んでいきました。


 驚くことに、農業総合研究所は農業×ITを謳いながらも、150人いる社員のなかで、ITに詳しい担当者はたった2人だけ。システムはぜんぶ外注で外のパートナーに頼んでいます。物流拠点となる倉庫も借り物です。

自社にITに詳しい人がいない? エンジニアがいない? 資金がない? 業界が古い? 及川さんの話を聞くと、どれも関係ないことが反省するほどわかります。

どんな業種業態であっても、リソースが社内にまるでなくても、イノベーションは起こせるのだと思い知らされました。他にも、及川さんからはこんな刺激的な話の数々をお聞きすることができました。

及川 智正氏のインタビューから学べること

  • ビジネスモデル、流通の仕組みはどうなっているのか
  • これまでの野菜流通とは何が違うのか
  • 生産者が自由に好きなものを作って、末端の販売価格も自分で決めて希望する販売店舗も自由に決められるなぜそんなことが可能なのか
  • 農家の所得が拡大するのはなぜ
  • 生産者には販売価格の何%が入るのか
  • 農業×ITだが、ITはどのように生かしている
  • キズ物や、形が悪い物でもなぜ売れるのか
  • 起業資金50万円から東証マザーズに上場するまでの道のり
  • ビジネスが劇的に変わった瞬間とは
  • なぜ上場したのか
  • 上場して変わったことは
  • 人材は要らない、社員は要らない、要るのは〇○とは
  • 農家は収入が増えた以外にもう一つ増えたコトは
  • 農家にファンになってもらうためには
  • 農業×ITでありながら、ITを外部委託する意図は

あなたは何を起こしますか?

 もしかすると、及川さんの話を聞いても「うちは一次産業じゃないから」「農業の話でしょ」「今さらITなんて言われても」「ベンチャーも上場も関係ない」なんて思う人もいるかもしれません。

でも思い出してください。農業総合研究所は資本金50万円で始まった会社です。ITとはまるで関係のないところから、一つひとつ便利や満足を追及するなかでIT化が進み、しかもITの技術もシステムの開発者も社内にはいないのです。


 なにもなくても、むしろなにもないからこそ、社会に大きなインパクトのあるイノベーションを起こし、注目のベンチャー企業として上場まで果たしました。

そんな及川さんの話(どう考え、なにをしてきたのか)が、役に立たないと思いますか?

ぜひ刺激を受けてください。社内にリソースがなくても、IT化はできますし、業界地図を塗り替えるような革新的なビジネスは生み出せることがわかるはずです。


 あなたは何を起こしますか?

出演者プロフィール

及川 智正(Oikawa Tomomasa)

株式会社農業総合研究所

代表取締役社長

1975年生まれ
1997年 東京農業大学農学部農業経済学科卒業
1997年 株式会社巴商会入社 宇都宮営業所転属
2003年 和歌山県にて新規就農
2006年 エフ・アグリシステムズ株式会社 関西支社長に就任
2007年 株式会社農業総合研究所を設立 代表取締役就任
2016年 農業ベンチャー初、東証マザーズ上場

【受賞歴】
Entrepreneur Of The Year 2013 Japan ファイナリスト
フードアクションニッポンアワード2014 優秀賞
Japan Venture Awards 2016 経済産業大臣賞
東京ニュービジネス協議会 第11回IPO大賞 ルーキー部門
東京IPO2016年 IPO大賞
第19回企業家賞 ベンチャー賞
東京農大経営者フォーラム2017 東京農大経営者大賞

学生時代から農業への危機感を覚え、会社員を6年間経験後、農業界へ転身。
2007年に現金50万円で農業総合研究所を設立。起業後10年で取扱高70億円を達成。
多数のメディア出演や講演活動、農林水産省の委員、大学の講師も務める。
日本から、そして世界から農業がなくならない仕組み、未来永劫持続する仕組みをつくり、農産業のレベルアップを目指しており、農業ベンチャー初の上場企業として全国から注目を浴びている。

プロデューサー 王

農家が儲かる仕組みを作ったら上場できた

出演者
株式会社農業総合研究所
代表取締役社長
及川 智正(Oikawa Tomomasa)
商品詳細
DVD 1枚(収録時間約68分)
CD 2枚(収録時間約68分)
A4判の教材スクリプト(文字起こし)
特別特典
特典として「25の質問」が収録されています
決済方法
クレジットカード、代金引換をご利用いただけます
visa jcb Master AMEX
発売日
2018年4月25日

単品購入

DVD+CDセット(おすすめ!)
11,850円(税抜) 送料無料!

DVD
9,073円(税抜) 送料別 500円

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9,073円(税抜) 送料別 500円

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