夢物語の世界

「どうすればもっと、社員が幸せに働けるだろう?」

「社長だから偉い、部長だから上、平社員だから下。そんな序列に気をもむことなく、もっとフラットに話し合い、仕事に燃えるにはどうしたらいいか、、、?」

あなたも、そんなふうに考えたことがあるかもしれない。でも、心のどこかで「夢物語」だと諦めていないだろうか。



 社員が自分で計画を立てて、何日、何時間、どこで働くのか。それによって、いくらの給料をとるのか。期末になれば、会社に残った利益をどうするのか。なにかに資するのか、それとも内部留保にするのか。そんなことを、みんなみんな決める。話し合って決める。

信じられないが、そういった会社は実在します。最近流行りのティール型組織よりも、はるかに進んでいる。

でも、その実態は、、、?

“これは私の会社だ”という社員

 はっきり言って、偉そうにしたがる人もいる。

自己重要感を満たすために社長になった人は、社員や取引先から「すごいですね!」「社長みたいな人、他にいませんよ」「まじ憧れます」なんて口から出まかせを言われて喜んでいる。

しかし、はっきり言って、そういう会社は大きくは伸びない。社員が「自分事」として仕事ができないからだ。あくまでも社長の手足であって、会社のパーツ。だから身も入らない。


 社員一人ひとりに対して、この会社の社長だと思って考え、行動してほしい。なんて言う会社もあるが、労働時間も給料も決められていて、権限もないのに、なかなかそうは思えない。

では、どうすればいいのか?

どうしたら、社員が自分事として、これは「自分の会社だ」と思って、本気で仕事ができるのか。自分の自己実現のために、会社を成長させようと自発的に考え動くのか。

その一つの答えが、「自然(じねん)経営」だ。

結論は“管理しない”マネジメント

 ダイヤモンドメディア株式会社の武井浩三さんは、ホロクラシー経営やティール型組織をさらに進めた、自然(じねん)経営の発案者であり、実践者だ。

「給与・経費・財務諸表を全て公開」
「役職・肩書を廃止」
「働く時間・場所・休みは自分で決める」
「起業・副業を推奨」
「社長・役員は選挙と話し合いで決める」


といった独自の企業文化は、「管理しない」マネジメント手法を用いた次世代型企業として注目を集めている。それでいて、すべての歯車が噛み合い、会社として成長し続けているのがすごい。

 ヤフーや住宅関係の大企業だけでなく、航空自衛隊までも視察に訪れ、さらには国土交通省が仕事を依頼するほどだ。

しかし、武井さんもはじめからこんな独自の経営スタイルを築いたわけではない。最初の創業では、わずか1年で倒産し、仲間の人生を狂わせた。

その反省から、いかに社員を幸せにする経営をするか、いい会社とはなにか、誰もが納得のいく、全員参加型の経営ができるかを考え抜いた。その集大成が「自然(じねん)経営」だ。

他にも、武井さんにはインタビューで次のようなことを赤裸々に語ってもらった。

武井 浩三氏のインタビューから学べること

  • 経営理念、事業戦略も明確にないのはなぜか
  • 法律でも規定しずらい雇用についての新しい考え方とは
  • 一般的な人材紹介会社とは趣旨が違う取り組みとは
  • 他の会社に留学してもよいとはどういう事か
  • 社内の情報がすべてオープンされるとどうなる
  • 最近話題の「ホラクラシー組織」とは
  • 独自のユニークな「自然(じねん)経営」について
  • 利益計画の会議に新人でも参加できるのか
  • ヒエラルキー組織のざんねんな弊害とは
  • 不確実な時代に経営で問われる事とは
  • 社長の決裁権を持たない社長の役割とは
  • 人事採用は誰が主導するのか
  • 「学習する組織」が自然に生まれるコツ
  • 社長はどのようにして選ばれるのか
  • トップも下もない球体型組織とは
  • どうすれば誰もが当事者意識で関わっていくのか
  • 給与はどうやって決めるのか
  • 働く時間、場所、休み等すべて自由とはこれいかに
  • 日本を代表する大手企業がダイヤモンドメディアを選んでくれる大きな理由
  • IT社会における理想的な組織の形とは

現状維持では後退するだけ

武井さんの話を一度観たり聞いたりしただけで、そのすべてを実践できるなんてことは、恐らく不可能だ。でも、新しい会社の未来へと、大きな一歩を踏み出すことができる。

「へえ、こんな考えかたもあるのか」

で終わらせてほしくない。ぜひ1つでも、2つでも、なにか取り入れてみてほしい。決断し、実行してほしい。20世紀型のピラミッド型組織は、もう一昔前のものなのだと実感してほしい。


 なにもしない限り、同じような未来が来る。変化の速い今、それは現状維持ではなく後退だ。武井さんの説く「自然(じねん)経営」や「球体型組織」を知り、現状の組織形態にメスを入れる。

それがこれまでとは全く違った会社の未来を創り出す第一歩になる。いつだって、混乱の先に新しい世界が広がっているのだから。

出演者プロフィール

武井 浩三(Takei Kozo)

ダイヤモンドメディア株式会社

代表取締役

ダイヤモンドメディア株式会社 代表取締役。
高校卒業後ミュージシャンを志し渡米。帰国後にCDデビュー。アメリカでの体験から、企業するも倒産・事業売却を経験。
「関わるもの全てに貢献することが企業の使命」と考えを新たにし、2007年に2名の共同経営者とダイヤモンドメディアを創業。
現在では不動産テック領域におけるITサービスを中心にサービス展開を進める一方、ティール組織・ホロクラシー経営等、自律分散型経営の日本における第一人者としてメディアへの寄稿・講演・組織支援なども行う。
会社設立時より経営の透明性をシステム化。
「給与・経費・財務諸表を全て公開」「役職・肩書を廃止」「働く時間・場所・休みは自分で決める」「起業・副業を推奨」「社長・役員は選挙と話し合いで決める」といった独自の企業文化は、「管理しない」マネジメント手法を用いた次世代型企業として注目を集めるようになった。

経歴
(公財)日本賃貸住宅管理協会 IT・シェアリング推進事業者協議会 幹事
国土交通省 PRE(公的遊休不動産)アントレプロジェクト アドバイザー
(一社)レジリエンスジャパン推進協議会 住宅地盤情報普及促進ワーキンググループ 委員
(一社)不動産テック協会 代表理事
(一社)自然経営研究会 代表理事
(一社)日本タッチ協会 顧問
ホワイト企業大賞 企画委員会メンバー
LivingTechカンファレンス2018 実行委員
世田谷まちおこし せたコン 設立メンバー
鎌倉まちおこし カマコン メンバー
Work As Life研究会 設立メンバー
コクリ!プロジェクト メンバー
地域主権型道州制国民協議会 六本木市部長

著書
『社長も投票で決める会社をやってみた』(WAVE出版)

プロデューサー 王

働く時間、場所、休み等すべて自由!? 自然(じねん)経営のすすめ

出演者
ダイヤモンドメディア株式会社
代表取締役
武井 浩三(Takei Kozo)
商品詳細
DVD 1枚(収録時間約93分)
CD 2枚(収録時間約93分)
A4判の教材スクリプト(文字起こし)
特別特典
特典として「25の質問」が収録されています
決済方法
クレジットカード、代金引換をご利用いただけます
visa jcb Master AMEX
発売日
2018年10月25日

単品購入

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